皆さまこんにちは(^^)/

不動産の取引では対面による書類のやり取りが多く、これまでは書類の電子化が法律上認められていませんでした。

書類の交付や捺印が必須とされていましたが、2022年5月より電子化が全面解禁となりました!

改正前では書面の交付や宅建事業者・宅建士の押印が必須となっていました。

改正後は申込書・媒介契約書・重要事項説明書・賃貸借契約書・売買契約書が電子書面・電子サインで締結ができるようになりました。

説明がなくなるわけではなく、説明は対面からオンラインでできることとなります。

電子契約ができるようになりましたが、あくまでも「紙での交付義務がなくなった」だけですので、従来通り紙の交付も継続して利用することができます。

データで交付する場合は、お客様の承諾が必須です。

オンラインだと不安。紙で欲しいかたも多くいるとおもいます。

これまで通りのやり方ができなくなったわけではないので安心してくださいね♪

電子契約が導入されるメリットは、業務の効率化やコストの削減など契約までのスピードアップとなります。

紙で用意した場合にかかる時間や記名・押印・郵送する手間や切手代・印紙代がかからないためコストが削減されます。

紙を必要としないため資源にも優しいですよね。

電子化が完全に解禁されていますが、現在までにオンラインでのやり取りはまだ少なく従来通りのお取引が多くあります。

ユーザー動向調査で「書類のオンライン化・電子サインに関する実態調査」というものを見たところ、売買の場合は書類(契約書)でのやり取りを対面取引を希望される方が72.1%、メールやLINEが10.7%、郵送14.8%、不動産会社のHPが2.5%となっていました。

賃貸の契約の場合は書類(契約書)の対面取引が57.2%・メールやLINEが16.8%、郵送20.5%、不動産会社のHP5.4%

電子で説明を受ける場合には、パソコンやスマホの設定があります。

画面上で書類を閲覧できない場合には、プリントアウトをしておくなど事前に準備が必要となります。

パソコンやスマホ操作が心配な場合は、従来通りの方法が良いかもしれません。

電子化は解禁となりましたが、今でも紙のやり取りがほとんどです。

今後は少しずつ変わっていくんだろうな・・と感じます。

紙・オンラインどちらで契約されますか?と聞かれるまでにはもう少し時間がかかるような気がしています。

遠方でなかなか都合がつかない!お子様が小さく外出が大変・仕事の休みが取れないなど様々な状況があるとおもいます。

オンラインを希望される場合は事前に不動産会社へ相談するのが良いかもしれません(@^^)/~~~Happy♥

 

 

この記事を書いた人

ふーさん
ふーさん
色々謎な存在ですが、裏で多方面にわたって社長や部長達のサポートをしています!
宜しくお願いいたします。